2017年秋映画(9月・10月)の動員・興行収入を一斉査定!!秋を制したのは・・・?

〇はじめに

 みなさんこんにちは。ナガと申します。

 今回はですね、久々の興行収入・動員関連の記事を書いていこうと思います。

 2017年9・10月 も沢山の話題作が公開されました。今回はこの2か月の間に公開された映画の興行収入や動員に、当ブログ管理人が独断と偏見で5段階評価をつけていきたいと思います。

 良かったら最後までお付き合いください。




〇今回扱う作品一覧


・ダンケルク

・三度目の殺人

・エイリアン:コヴェナント

・奥田民生になりたいボーイと出会う男全て狂わせるガール

・あさひなぐ

・ナミヤ雑貨店の奇蹟

・ドリーム

・僕のワンダフルライフ

・亜人

・アウトレイジ:最終章

・ナラタージュ

・猿の惑星:聖戦記

・アトミックブロンド

・バリーシール

・斉木楠雄のψ難

・ミックス。

・Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower

・ブレードランナー2049

・先生!

〇注意事項


・今回、作品につけている評定はあくまで当ブログ管理人の主観によるものです。その点をご了承いただいた上でお楽しみください。

・それぞれの作品に推定最終興行収入を書いておりますが、これはあくまで現段階での予測に過ぎません。その妥当性が保証された数値ではございませんのでご注意ください。

〇評定5


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(C)2016 Twentieth Century Fox

・ドリーム

→初動興行収入:0.5億円

→最終推定興行収入:2.5~3.5億円

 原題の「Hidden Figures」から大幅に変更された邦題「ドリーム~私たちのアポロ計画」が公開前に大バッシングを浴び、異例のサブタイトル抹消という事態になり、雲行きが怪しくなっていた作品でした。しかしいざ公開してみると、60館規模での上映ながら、どの劇場も満員御礼。高い着席率を記録し、さらにはそれを2週目も維持し、確実に興行収入を伸ばしました。小規模上映の洋画としましては、アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」と同等またはそれ以上のヒットとなっています。数字は確かに小さいですが、公開規模と照らし合わせてみた時に、この成績は圧倒的だと思いました。

・ダンケルク

→初動興行収入:3.2億円

→推定最終興行収入:17~20億円

 前作「インターステラ―」があまり日本では数字を伸ばせていなかった中での、クリストファーノーラン最新作でしたが、大ヒットとなりました。好調の要因は、短い上映時間に起因する高い回転率と国内IMAXシアター設備の普及にあると思います。都会ではIMAX鑑賞率がかなり高い割合だったそうです。個人的には15億円行けば御の字・・・なんて思っていましたが、それを大きく上回る数値でフィニッシュになりそうです。

・Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower

→初動興行収入:4.1億円

→推定最終興行収入:13~15億円(読めません笑)

 恐ろしいことにこの映画たったの120館規模なんですよ・・・。それでいて「猿の惑星:聖戦記」を押さえての1位発進。素晴らしいとしか言いようがありません。確かにFateシリーズは人気作ですが、ここまでの大ヒットになるとは思いませんでした。ただ、今回の評定はあくまで初動の数値に注目して付けました。アニメ映画の最終興行収入は、はっきりいって週替わり特典次第ですので、全く読めません。その点を踏まえておいてください。

〇評定4


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(C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ 映画「三度目の殺人

・三度目の殺人

→初動興行収入:2.3億円

→推定最終興行収入:14~16億円

 確かに福山雅治や役所広司といった人気俳優が出演していて、大規模上映になった作品ではあるのですが、幾分作風が暗いですし、かなり難解だったので、興行収入が伸び悩むことが懸念されていましたが、閑散月としては上々のヒットになりました。

・あさひなぐ

→初動興行収入:1.26億円

→推定最終興行収入:4.5~5.5億円

 数字だけを見ると、ヒットしていないじゃないか?と思いますよね。ただこの映画は公開規模が150館規模なんですよ。ですので、中規模上映の映画としては成功と言って間違いない成績だと思います。またアイドル推しの映画でありながら、ここまでの数字を記録したことも素晴らしいと思います。


・アウトレイジ:最終章



→初動興行収入:3.5億円

→推定最終興行収入:15~17億円

 前作の「アウトレイジ:ビヨンド」の興行収入が14.5億円であることを鑑みますと、シリーズ最終作で、前作を超えようとしているという点でかなり興行的にも成功したと言える作品だと思います。まさに有終の美ですね。

〇評定3


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(C)2017「ナラタージュ」製作委員会 映画「ナラタージュ」予告編より引用

・ナミヤ雑貨店の奇蹟


→初動興行収入:2.0億円

→推定最終興行収入:10~12億円

 ザ・邦画大作というタイプの映画でしたね。そして、興行収入的にも閑散月の邦画大作と考えれば、まさに及第点と言うところでしょうか。

・僕のワンダフルライフ

→初動興行収入:1.6億円

→推定最終興行収入:8~10億円

 300館規模上映と考えたら、まあ及第点と言わざるを得ない数字ではあるのですが、個人的には評点4に分類してもいいかなあなんて考えている作品です。海外でもかなり評価が低いですし、日本でもおそらく流行らないだろうと思いきや、大健闘。10億円付近まで興行収入を伸ばしてきています。

・亜人


→初動興行収入:2.7億円

→推定最終興行収入:14~17億円

 閑散月の邦画大作としては、申し分ない数字だと思うんです。思うんですけども、本編を見ていると幾分予算がかかっていそうなんですよね。こればっかりは業界関係者でも何でもない私の知るところではございません。ただ公開前から20億円を目標にしていたような感じはありましたので、今回は及第点ということにさせていただきました。

・ナラタ―ジュ


→初動興行収入:2.1億円

→推定最終興行収入:9~11億円

 300館規模での公開ですから、数字だけで見ると物足りないのですが、かなりマイナーな原作を扱っているうえに、作風がかなり暗いのであまり大ヒットが見込めるタイプの作品では無かったと思います。そんな中で10億円の突破は確実視されてきているということで、かなり健闘したんじゃないかと個人的には考えております。

・バリーシール

→初動興行収入:1.7億円

→推定最終興行収入:7~9億円

 閑散月公開の洋画大作ということで、健闘したほうなのではないでしょうか?「ミックス。」や「斉木楠雄のψ難」といった邦画大作との同時公開で、箱割も厳しい中でこれだけの成績を出せたのは、やはりトムクルーズ効果なのでしょうか?

・ミックス。

→初動興行収入:2.3億円

→推定最終興行収入:12~15億円

 まだ公開日が近いので、推定最終興行収入は絞り切れないですが、閑散月の邦画大作としてはまずまずの数字でしょうか?伸び次第では評定4のカテゴリに分類されうるとは思いますが、現段階ではこの評定3に分類させていただきます。大作一挙公開で、箱割も厳しい中でよく健闘しています。

・斉木楠雄のψ難


→初動興行収入:1.9億円

→推定最終興行収入:10~12億円

 この作品も公開日が近いので、推定最終興行収入は出しづらいのですが、少し期待を込めてこの数字にさせていただきました。「バリーシール」や「ミックス。」と公開週がかぶって苦しい興行が予想されたのですが、きっちりと若い世代の心を掴んで上々の出だしとなりました。個人的にもっと苦しい出だしになると思っていたので、驚きでした。

・ブレードランナー2049

→初動興行収入:2.2億円

→推定最終興行収入:9~12億円

 やはり長い上映時間に起因する回転数の悪さが祟ってしまったようには思います。ただ、本国でもあまりヒットしていないことを考えると、この数字は良く持ちこたえた方だと思います。ただ気になるのが、動員が土曜>日曜になってしまったことですね。これは完全に初動型の推移ですので、最終興行収入では伸び悩んでいる可能性も大いに考えられます。初動段階ではということで、今回は評定3に分類しております。


〇評定2


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(C)2017 COLDEST CITY, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.

・アトミックブロンド

→初動興行収入:0.9億円

→推定最終興行収入:2.5~3.5億円

 なぜこの映画に300館規模の上映館を用意したのかが良く分かりません。正直もう少し公開規模を小さくしておくべきだったかと思います。さすがにこのタイプの作品で、大規模上映はいくらなんでも厳しいと思います。作品のタイプを考えると、この数字は十分なのですが、公開規模が大きすぎて、及第点漏れしてしまったように思います。

〇評定1


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(C)2017「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」製作委員会

・エイリアン:コヴェナント


→初動興行収入:1.9億円

→推定最終興行収入:8~10億円

 前作の「プロメテウス」が興行収入約18億円を記録したことから考えても、かなり苦しい成績だったように思います。本国でも厳しい興行になっていたので、日本でも苦しいだろうなあと思っていたら、案の定でした。公開時期をなぜこんなに本国からずらしたのかもイマイチ理解できませんでしたね。なぜ、わざわざ閑散月に・・・?


・奥田民生になりたいボーイと出会う男全て狂わせるガール



→初動興行収入:0.75億円

→推定最終興行収入:3.5~4.5億円

 今年の邦画の中でも有数のやっちゃった映画・・・。300館規模で宣伝も攻勢。間違いなく10億円は狙える作品だと誰しもが思ったことでしょう。しかし蓋を開けてみれば、この数字。このタイプの恋愛映画を見る世代と奥田民生が好きな世代が完全にミスマッチなんですよね。その辺りで、客層のターゲットを絞りづらかった作品だったのかな?と思いました。


・猿の惑星:聖戦記



→初動興行収入:2.0億円

→推定最終興行収入:7~9億円

 新三部作最終章にして最低の興行収入となってしまいました。前作の「猿の惑星:新世紀」の興行収入14.2億円からダウン。おそらく10億円超えは厳しい状況になりました。どうも秋の洋画大作続編は厳しい戦いを強いられたようです。

・先生!

→初動興行収入:1.2億円

→推定最終興行収入:6~8億円

 今週はライバルになるような進作も少なかったうえに、若者向けの恋愛映画はこの映画だけというもう独壇場になる予定だったのですが、まさかの低調ぶり。公開規模や分配されていた座席数を考えてみてもかなり厳しい興行になっていると思われます。作品の個人的な評価は高いだけに、ここからの巻き返しに期待しております。


〇おわりに

 いかがだったでしょうか?閑散月の9月・10月でしたが、作品ごとに明暗がくっきりと分かれています。その中でも健闘した作品には拍手を贈りたいですね。

 また公開したばかりの作品は、まだまだ口コミで伸びる可能性を秘めておりますので、期待したいところですね。

 11月・12月はどんどんと映画が盛り上がってくる時期になります。洋画・邦画共に大作が目白押しです。

 皆さんも良かったら、映画の動員や興業収入なんかにも注目してみてください。

 今回も読んでくださった方ありがとうございました。





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