【ネタバレあり】『センセイ君主』感想:月川監督、浜辺美波のこと好きすぎるんじゃないか説

アイキャッチ画像:(C)2018 映画「センセイ君主」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社

はじめに

みなさんこんにちは。ナガと申します。

今回はですね映画『センセイ君主』についてお話していきたいと思います。

まあ感想と言っても普通に書くのは面白みがないので、今回は私が提唱するとある仮説について検証していきたいと思います。

今回の説はこちら!!

ナガ
月川監督、浜辺美波のこと好きすぎるんじゃないか説!!

はい。詳しくは後ほどお話していくのですが、記事の都合上作品のネタバレになるような内容に触れることがありますので、作品を未鑑賞の方はお気をつけください。

良かったら最後までお付き合いください。

*今回の記事は全て当ブログ管理人の妄想です。

月川監督、浜辺美波のこと好きすぎるんじゃないか説を検証

さて映画『センセイ君主』の監督を務めたのは月川翔監督です。かつてその映像で海外でも高く評価され、近年は多くの話題作を世に送り出している映画監督で、少女漫画の実写映画も多く手掛けています。

しかし近年の彼のフィルモグラフィを眺めてみると、恐ろしい事実が浮かび上がってくるんですよ。2017年に『君の膵臓をたべたい』、2018年に『となりの怪物くん』そして今回の『センセイ君主』です。この3つの作品の共通点に気がつきましたか?

ナガ
あ!!3作品全てに浜辺美波が起用されている!!

そうなんですよ。実は近年月川監督が手掛けた3作品には全て浜辺美波が出演しているんです!!そのうち2作品が主演で、1作品が助演です。まずは、『センセイ君主』に至るまでの2作品についてお話してみましょう。

『君の膵臓をたべたい』

浜辺美波が注目を集め、スターダムを駆け上がるきっかけを作ったのは間違いなく月川監督だと私は思っています。なぜなら、彼女の才能が高く評価されることになったのは確実に『君の膵臓をたべたい』だからです。

彼女の透き通るような美しさを映像の中に閉じ込められており、その圧倒的な純真さが見ている我々を窒息させるほどです。

ナガ
透明感が凄すぎでもはや透けて見えるレベルだったよね!!

映画『君の膵臓をたべたい』より引用

月川監督はもうひたすらにこの映画で浜辺美波を美しく、描くかだけにフォーカスし、そこにだけこだわったんじゃないかという程に、洗練された映像で、もはや彼女のイメージPVと言っても過言ではないでしょう。

ごめんなさい。言い方が気持ち悪いんですが、私はこの『君の膵臓をたべたい』という作品を見ていて、浜辺美波のあまりの尊さに吐きそうになりました。何というか清すぎるものに触れたことで、自分の中の汚いものが全て浄化されて体外に排出されるような感覚というんですかね。

映画の中で女優を輝かせることに長けた映画監督はたくさんいますが、月川監督の撮る浜辺美波の狂気的な美しさは群を抜いていました。

『となりの怪物くん』

さて、次にご紹介するのが『となりの怪物くん』なんですが、こちらの作品では浜辺美波は主演ではなく脇役で、菅田将暉演じるハルに密かに思いを寄せる優等生の少女、大島を熱演しました。

私はこの作品を見た時から月島監督は浜辺美波のことがもう好きで好きでたまらないんじゃないかという風に感じるようになりました。

まず『となりの怪物くん』という作品において大島というキャラクターの決めゼリフがこれなんです。

ナガ
それでもキンタマついてんのか!!

これなんですね。原作を読んだ人であれば、浜辺美波が演じている大島の一番印象に残っているシーンにこれを挙げる人は多いと思うんです。

だからこそ私は『となりの怪物くん』を見る時にすごく期待していたんですよ。浜辺美波ボイスであの名セリフを拝聴させていただける絶好の機会ではないか?と。

しかし、これに関しては月川監督、なんとバッサリカットしてしまっていました。

ナガ
なんてことをしてくれたんだぁぁぁぁぁぁ!!

見終わった後に絶叫ですよ(笑)。この映画最大の楽しみがまさか奪われることになろうとは・・・。

しかも、この大島というキャラクターはかなり出番が減らされていて、しかもそのエピソードの描かれ方もかなり省略され、改変されています。

そもそも月川監督の映画版は大島がハルに告白するシーンがカットされていますし、大島が雫の弟と「両想い」を匂わせる関係になるという原作終盤の展開も完全にカットしています。

それによって浜辺美波が演じる映画版の大島は、ハルの雫への思いを悟って静かに身を引く、もはや「聖母」のような尊さと美しい心を兼ね備えたキャラクターになっているんですよね。

というか浜辺美波って『となりの怪物くん』にそもそもほとんど出番がないのにもかかわらず、映画を見終わってみるとメインヒロインを演じた土屋太鳳よりも、エロスを振りまく池田エライザよりも圧倒的に浜辺美波の印象だけが残っていました。

原作からキャラクター設定を変え、彼女に降りかかる恋愛要素を排除することで月川監督はもはや大島というキャラクターを通り越して、自身が『君の膵臓をたべたい』という作品の中で見出した浜辺美波という女優の「イメージ」を守り抜いたようにも見えたんですよね。

ナガ
いや月川監督、もう浜辺美波好きじゃん!!

そうなんですよ。もうこれは「恋」でしょうと。そしてその説は『センセイ君主』を見て、確信に変わりましたよ。

『センセイ君主』

さて、ここから今回のメインである映画『センセイ君主』の話題に移っていくわけですが、この映画もはや浜辺美波の独壇場です。竹内涼真も確かに素晴らしい演技を魅せてはいるんですが、浜辺美波がぶっちぎりすぎていて、正直霞んでしまっていたほどです。

この映画で月川監督が何をしようとしていたのかというと、自分自身が『君の膵臓をたべたい』という作品で見出した浜辺美波という女優の「イメージ」を拡張することだったのではないかと考えています。

これまで特に『となりの怪物くん』では原作のキャラクター設定を若干捻じ曲げてでも浜辺美波という女優の純真さと透明感を守ろうとした月川監督ですが、この『センセイ君主』で一気にそのイメージを「ボンババボン」しています。

これまでは上品なイメージだった浜辺美波というアイコンが、冒頭の牛丼大食いシークエンスで一瞬にしてぶち壊されるのは、かなり意図的だと思います。それに加えて、もはや彼女のルックスの良さを顧みないような「顔芸」を多用し、そのユニークさがこれまで持っていた「清さ」に加わることで化学反応が起き、日本で唯一無二の女優像を見せてくれました。

喜怒哀楽の感情の多様性、コント仕立ての演出、顔芸、声芸、そしておしとやかな演技、切ない演技とこれまで持っていたものに加えて、これまでの彼女には見出せなかった新たな才能を月川監督は再び浜辺美波の中から掘り当てたのです。

そして私が月川監督の意地を見たのは、今作『センセイ君主』のラストシーンでした。なぜなら今作のラストは原作のラストとは違うからなんですよ。

ちょっと原作のネタバレになってしまうんですが、原作のラストでは、あゆはと弘光って結婚して子供を設けてというシーンが描かれているんですよ。

しかし映画版のラストって「キス」すらしてませんよね。お互いに思いを伝えて「両想い」になったことが仄めかされたところで幕切れています。「キス」をするのかと思いきや、頬に「よくできました」のハンコを押して終了です。

このシーンのどこに月川監督の意地を感じたのかという点をご説明すると、まず浜辺美波が「キス」をするシーンや、彼女が「結婚」する描写をカットしたところですよ。

ナガ
俺の作品でキスなんてさせてたまるかぁぁぁぁぁァ!!

そうなんです。これってもはや月川監督の浜辺美波という女優への「恋心」が強まって強まって強まりすぎた結果、起きた改変なのではないかと思うんです。(当ブログ管理人の妄想です)

月川監督は心の底から浜辺美波という希代の才能に惚れ込んでいて、そして女優としての彼女に「恋」してしまったがために「キス」はさせねぇぞ!!という最後の執念を見せたのではないかと私は勝手に妄想してしまうんですよ。

そして彼女の頬に押した「たいへんよくできました」のスタンプ。あれってもしかして月川監督から女優浜辺美波に贈られた言葉だったのではないでしょうか?3作品連続して監督作品に出演し、自分の求める以上の演技を見せてくれ、作品の成功に貢献してくれた彼女への賛辞のように感じられました。

月川監督もう絶対に好きでしょ!!恋でしょ!!(笑)

虎竹というキャラクターは月島監督自身か?

本作でヒロインのあゆはに思いを寄せている幼馴染の虎竹というキャラクターが登場しましたが、まあ何というかすごく地味な役どころになっていたと思います。地味でしたが重要な役どころでしたけどね。

自らがあゆはに告白して玉砕されるわけでもなく、あくまでも彼女の幸せを思い、そのために行動する利他的なキャラクター像になっていて、だからこそ『センセイ君主』という作品の中では一番地味な役どころと言えるかもしれません。

ナガ
虎竹を演じた佐藤大樹、サッカー日本代表の乾にしか見えないんだけど

そんなことないでしょ・・・。こっちが乾選手。

こっちが虎竹を演じた佐藤大樹。

(C)2018 映画「センセイ君主」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社

ナガ
いや、そっくりじゃん!!(笑)

本当ですね(笑)めちゃくちゃ似てました。

正直映画を見ている間、虎竹が乾選手にしか見えなかったので・・・

ナガ
お前は自分の形を持ってるんだからもっと勝負しようぜ!!左サイドからカットインしてシュートだよ!!左サイドからカットインしてさまるんにゴール決めろよ!!

なんてお茶の間でお酒を飲みながらぼやくおっさん風解説者の松木安太郎さんばりに叫んでいました。

閑話休題。話を戻しますね。

この虎竹という役どころは、少女漫画のいわゆる「ライバル役」としてはいささか弱く、そして切ないキャラクターです。メインヒロインに告白することなく敗北を認めてしまいますからね。

でもそういう地味すぎる役どころを考えると、もしかするとこの虎竹って月川監督自身なんじゃないかと思えてきました。

無条件に浜辺美波を支えてあげる「幼馴染」で、誰よりも早く彼女の魅力に気がついていて、彼女が本気の恋を見つけると、そっと身を引きました。

このキャラクター性が、実に浜辺美波という女優像を開拓してきた月川監督に重なるとは思いませんか?

そして映画の終盤で、乾選手・・・じゃない虎竹はさまるんへの思いを諦め、次の恋を探す決心をしていました。つまり言い換えると、これは月川監督は日本に眠る次なる女優の才能を見出すために、「ネクスト浜辺美波」を見つけるために、一旦彼女から離れようと決断したことを仄めかしているのではないでしょうか。

3連続で続いた、月川監督×浜辺美波は次回作の『響』で一旦途切れます。さらに言うと、次回作の主演は欅坂46の平手友梨奈で、映画出演はおそらく今回が初めてだと思います。

浜辺美波という女優に「恋」し、その魅力の多くを発掘してきた月川監督は彼女が女優としてのキャラクターを確立したことを見届け、次なる才能を発掘するために新たな映画へと向かうのです。

だからこそ乾選手・・・じゃない虎竹の姿は月川監督自身にも重なるように私は思いました。

おわりに

月川監督の撮る浜辺美波の虜になっていた私としては、次回作で一旦この名コンビが途切れてしまうことに一抹の悲しみを感じてしまうのですが、それが浜辺美波に「恋」した映画監督、月川翔の決断だというのなら受け入れます。

これまで彼女に眠る様々な魅力を引き出し、映像に閉じ込めてくれたことに感謝の思いが止まりません。

ナガ
ガチ恋したら、胸ボンババぼん!!でしたね。

私もそんな月川監督が撮る浜辺美波に「恋」をしていたんだと思います。

最高の映画と、最高の浜辺美波をありがとうございました。

今回も読んでくださった方ありがとうございました。

*今回の記事は全て当ブログ管理人の妄想です。

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