漫画の実写化映画が多すぎる?これからの行く末は?

はじめに

みなさんこんにちは。ナガと申します。

今回はですね漫画の実写化映画についての話題になります。

良かったら最後までお付き合いください。

漫画の実写化の栄光

普段映画をあまり見ない人や主に洋画を中心に見ている映画ファンの方にとって、邦画実写の印象として最も大きいのは漫画実写化作品が多いというものではないでしょうか?

確かに漫画実写化作品は近年増加傾向にありますし、2016年は実に41作品もの漫画が実写映画化され過去最高の数値を記録している。

漫画実写化映画の一つの転換点となったのは2006年と言われている。その年に公開されたデスノートの実写版が大ヒットしたのである。

微細な増減は多少あるものの2006年を境に本数が急上昇していることは伺える。

2000年代に入っても、日本人の映画に対する意識は外向きで、洋画全盛期の時代が続いていた。

しかし、このデスノートの実写化の大成功が漫画実写映画ないし邦画実写映画の起爆剤になり、邦画が着実に興行収入を伸ばしていく。

そしてそれに伴い漫画実写化映画の数は急激に増えていった。

その後デスノートに続いて、「海猿」、「テルマエロマエ」、「花より男子」や「ルーキーズ」といった爆発的大ヒットを記録するタイトルも登場し、漫画実写化映画は栄光の時代を迎えていく。

上記のグラフは漫画実写化映画作品で興行収入20億以上を記録した、ヒット作と呼ばれる作品の数をグラフ化したものである。

2006年からヒット作が生まれ始めて2008年〜2012年の期間は大ヒット作品が多く誕生していることが伺えるだろう。

漫画実写化映画が大ヒットしてきたのは、やはり映画館にあまり足を運ばなかった層の人たちを動かしたことが大きいだろう。デートムービー、ファミリームービーなど多様な映画の需要を満たすことに成功したのである。

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漫画の実写化映画の翳り

しかし、上記のグラフを見てもわかる通り、ここに来て漫画実写化作品の栄光に翳りが見え始めている。

これは、その年に製作された漫画実写化作品数と興行収入20億超作品と30億超作品の数をそれぞれパーセンテージ化したグラフである。

特に注目していただきたいのは、30億円超の大ヒットと呼ばれる作品の割合である。先ほど栄光の時代と称した2008〜2012年頃に比べると、最近4ヶ年はその割合がかなり悪化していることに気づくだろう。

漫画実写化映画作品の数自体は増えている一方で、作品の小粒化が進行してしまっているのだ。

それを象徴したのが、昨年の「進撃の巨人」、そして今年の「デスノートLNW」だろう。

「進撃の巨人」は現在連載中の漫画作品でもトップクラスの原作力を誇る作品である。そして邦画最大規模とも言われる予算が投じられ、満を持して公開された。しかし前編は興行収入32億円ほどにとどまり、後編に至っては半減の16億円となってしまった。

今年のデスノート新作映画も、漫画実写化映画成功のパイオニアとも言える前作の続編として高い期待を背負っての公開となったが、興行収入20億超えられるか?程度の何とも寂しい結果に終わってしまった。

このように漫画を実写化すれば高確率で大ヒットが狙えるという時代はある意味終わりつつあるのではないか。

そして、それを縫うようにしてアニメ映画が興行収入をみるみる伸ばしている。ドラえもんやクレヨンしんちゃん、名探偵コナンといった長寿作品も近年その成績を向上させている。また細田監督や新海監督作品の大ヒットも印象的だ。

このことから、漫画実写化映画がクオリティも伴わないままに量産された結果、かつて一手に集めていた客層を、アニメ映画に奪われつつあるのではないかと推測できる。

しかし、以前として漫画実写化作品は多く作られ続けている。

それは安パイと捉えられているからだ。近年漫画実写化映画のヒット割合は低下しているが、それでもそうでない邦画実写映画よりはヒット率は高い。

だが、果たしてこのままで良いのだろうか…?2016年、41作品を公開したにもかかわらず、20億円超の作品がわずか2作品という現状が本当に正常なのだろうか?

おわりに

これからは原作力よりも映画のクオリティがもっと顧みられなければならない。今年の「テラフォーマーズ」と「アイアムアヒーロ」ーの力関係を見てもわかるだろう。

原作が人気だからヒットするのではなく、映画として素晴らしいから評価されヒットする。当たり前なことがようやく当たり前になろうとしている。

来年、2017年は、「鋼の錬金術師」、「銀魂」、「BLEACH」や「ジョジョの奇妙な冒険」といったビッグタイトルの実写映画が公開される。

漫画実写邦画の真価が試される年になるだろう。




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