【おすすめ】本当に面白い洋画・アメコミパロディAVはどれ?映画ブロガーが選ぶランキングTOP20!

みなさんこんにちは。ナガと申します。

今回はですね、少し番外編の記事になるのですが、洋画やアメコミのパロディAVについて書いていこうと思います。

ナガ
それにしてもこの手のパロディは一体いくつ作られているんだろうね…。

とにかく数が多いですし、本編時間が2時間を超える作品もあるので、鑑賞するのは、なかなか大量が必要になってきます。

今回は、当ブログなりの「ステイホーム企画」ということで、当ブログ管理人が鑑賞した洋画やアメコミのパロディの中から20作品をピックアップして、ランキング形式で紹介していく予定です。

ただ、当ブログ管理人がこれまでに鑑賞した作品数が26作品しかないので、ほとんどがランクインすることになりますし、それ故に20~10位辺りは普通に駄作のカテゴリに分類される作品を選出することになると思います。

それでも上位に選出している作品は、ちゃんと面白いので、ぜひ外出自粛のこの機会に、おうちでパロディAVを楽しんでいただけると嬉しいです。

さて、話は変わりますが、今回の記事を執筆するにあたり資料用で、パロディビデオを20作品オンラインレンタルしました。

ナガ
ガチじゃん…。

そしてその合計金額が何と…

ナガ
とんでもない金額に…。

5600円あったら、結構いろんなことできますよね(笑)

ちょっと豪華なディナーくらいは行けたと思いますし、映画のBlu-rayだって何本か買える値段です。何なら映画館で映画が3本は見れるお値段。

それでも、今回パロディビデオの良さを少しでも多くの人に伝えるべく、一肌脱がせていただきました。

ナガ
案件などではなく、ただの趣味です(笑)

5月14日(木)の夜から鑑賞し、5月16日(土)の大半を作品鑑賞に費やし、ようやくの思いで、ランキング記事の作成に至りました。

そんな当ブログ管理人が魂を込めて書く、今回のランキングぜひ最後まで読んでやってください。

※当ブログはパロディAVブログではなく、映画ブログです。

 

洋画やアメコミのパロディビデオを楽しむコツ

最初に、当ブログ管理人が考える洋画やアメコミのパロディビデオを楽しむためのコツをみなさんに伝授しておきたいと思います。

ナガ
端的に申し上げると2つだね!
パロディビデオを楽しむためのコツ
  • オリジナルを鑑賞した上で臨もう!
  • 正直ヌけないので、あまり期待しないように!

まず、オリジナルを鑑賞しているか否かで、パロディビデオを楽しめるかどうかは大きく変わってきます。

例えば、『メンインブラック』のパロディビデオである『マゾ・イン・ブラック /インランナショナル』には、マイケルジャクソン似のエージェントが登場します。

元ネタを知らずに見ていると、「あれっ、マイコーじゃん!」くらいにしか思わないのですが、知っているとこれが『メンインブラック2』に登場するMIBエージェントになりたがるマイケルジャクソン本人のエイリアンをネタにしたものであると分かります。

(映画『メンインブラック2』より引用)

また、アメコミのパロディビデオは、基本的にMCUではなく、コミックスつまり原作の方に基づいて作られています。

ナガ
コスチュームなんかは基本的に映画版ではなく、原作の方に寄せられてるよね!

例えば、パロディビデオに登場するウルヴァリンは原作のコスチュームで登場しています。

(『HナMEN』より引用)

つまり、アメコミのパロディビデオを楽しむには、MCUを見ておく必要があり、更にはコミックスを読んでおく必要があるという領域まで到達するのです。

当ブログ管理人は、基本的にコミックスを常々読むほどのオタクではないので、アメコミのパロディを見ていると、たびたび知らないキャラクターが登場して困惑しております。

ですので、ぜひとも我こそはというアメコミオタクの方に、パロディ作品に挑戦していただきたいと思っています。

きっと、当ブログ管理人よりも数倍楽しめるはずですよ!

そして、もう1点は「ヌける」かどうかは、あまり期待しないでいただきたいということです。

ナガ
それってAVとしては致命的なのでは…?

もちろん、成人指定で作られていますから、行為のシーンはふんだんに盛り込まれています。

ただ、アメコミのパロディビデオで顕著ですが、とにかくスーツを着ているキャラクターが多すぎて、ほとんど肌色が見えない映像なので、これでヌくのは高度過ぎるタスクなのです(笑)

これらの作品を、通常のビデオと同列に扱うには、相当高度な想像力と並々ならぬ訓練が必要だと思われます。

当ブログ管理人は、レビューの都合上、ちょくちょく行為のシーンを早送りにしておりますが、これに関しては非常に申し訳なく思っております。

ナガ
さて、楽しむためのコツについてはこのあたりにして、いよいよここからはランキングの発表に移っていきましょう!

 

映画ブロガーが選ぶ本当に面白い洋画・アメコミパロディビデオランキング!

何の評価軸もなく、ランキング化していくのも不誠実化と思いますので、今回は次の4つの観点で評価させていただきました。

  1. パロディとしての完成度
  2. ヌける度
  3. ストーリー性
  4. ユーモア

上記の4つの観点にそれぞれ25点ずつ配分しまして、合計100点満点で得点化し、ランキングをつけていきます。

尚、最初にも申し上げましたが、当ブログ管理人が鑑賞した洋画やアメコミのパロディの作品数がまだ26作品と言うこともあり、TOP20を選出するとなると、ほとんどの作品が中に入ってしまいます。

ただ、少しでも多くの作品をランキングの中に出しておきたいという思いから、今回は20作品ピックアップすることにしました。

少し長くなるかもしれませんが、最後までお付き合いください。

 

第20位:『キャプテンハメリカ2』:28点

得点
  • パロディとしての完成度:15点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:3点
  • ユーモア:5点
ナガ
基本的にあまり語るところはない作品かなぁ…。

物語はスティーブとペギーが戦線のどこかのテントで行為をおっぱじめるところから始まります。

ただ、その後のストーリーは『キャプテンアメリカ』シリーズのどれをなぞっているわけでもなく、意味不明です。

コスリックキューブ(四次元キューブ)を巡る戦いという風には、告げられるのですが、誰と誰が敵対しているのかもイマイチ分からず、スーツの人間たちの「軽い運動」を見せつけられているという感じで、ヌけもしません。

ナガ
唯一良かったのはこのシーンですね!

(『キャプテンハメリカ2』より引用)

コスチュームの具合と、背景が相まって、日本の戦隊もののようなバトルが繰り広げられていて、何だか面白かったです。

これは正直見てくださいとは、言えません…。

 

第19位:『マゾ・イン・ブラック /インランナショナル』:35点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:5点
  • ユーモア:5点
ナガ
これはちょっとないかなぁ…(笑)

ランクインしていますが、正直あまりおすすめはしません。

最初にも少し紹介しましたが、本作にはマイケルジャクソンのパロディをはじめ、ある程度オリジナル版を意識した作品作りが為されており、その点では好感が持てます。

(『マゾ・イン・ブラック /インランナショナル』より引用)

ナガ
これは流石にオリジナル版知ってると笑っちゃうね!

ストーリーはかなり散らかっていて、オリジナル版のどれか1つを忠実に再現するというよりは、複数の作品を混ぜ合わせたような印象です。

とりわけ『メンインブラック』『WIB ウーマンインブラック』(これもパロディ)、そして『メンインブラック インターナショナル』の3作品を混合したようなプロットだと思っていただけると幸いです。

本編では、ウィル・スミスが演じていたJが、今作では途中で性転換をして、女性のエージェントとなり任務に挑むという展開が用意されています。

これは、『WIB ウーマンインブラック』で使われていたネタで、そうして女性エージェントが誕生することで、『メンインブラック インターナショナル』にも少し通じるようなバディものになっていきました。

個人的に1番好きだったのは、女性化したJが、Kにツッコミを入れるこのシーンです。

(『マゾ・イン・ブラック /インランナショナル』より引用)

ナガ
この言葉は、日常的に使ってみたいですよね(笑)

ストーリーは全体的にまとまりがなく、とくにヌけるということもなく、ただパロディとしてはかなりオリジナル版へのリスペクトが見られるということでこの点数となりました。

 

第18位:『マイチンソー』:37点

得点
  • パロディとしての完成度:10点
  • ヌける度:10点
  • ストーリー性:10点
  • ユーモア:7点
ナガ
アメコミのパロディビデオの中では随一の露出度だったかも?

基本的に、アメコミのパロディビデオは、スーツを着たおじさんの軽いストレッチを見せられているような感じで、全くヌけやしないのですが、今作についてはソーを演じた男優さんがしっかりと脱いでいたこともあり、AVとしては成立していたように感じました。

ストーリーは、ソーとシル(シフ)は良好な関係だったのですが、彼女をコキ(ロキ)が寝取ったことにソーが激おこ。コキ(ロキ)はロジックキューブを使い、グジョルニアを回収して、ハメガルドから地球に逃亡というものです。

少しマイナーチェンジをしてはいますが、ソーが地球へとやって来ることになるというメインプロットはオリジナルから維持されていて、宇宙を巻き込んだ壮大な兄弟喧嘩としてはまあまあ見応えがあります。

ハメガルドの王の名前「オーチンチン」だったのが、一番笑いました。

 

第17位:『ハメンジャーズ』:39点

得点
  • パロディとしての完成度:10点
  • ヌける度:12
  • ストーリー性:10点
  • ユーモア:7
ナガ
パロディビデオってこんなもんだぜ感があるので、初心者にはおすすめかも?

基本的にパロディビデオの中で優れた作品は一握りなので、これくらいのボロなやつから見ていくというのは割とおすすめです。

まず、ハルクとアボミネーションの戦いの後の時系列として物語がスタートします。展開はハメンジャーズのメンバーが少しずつ集まっていくというものです。

見どころとしては、今作のナターシャのスーツは背中側ではなく前側にチャックがあり、股間のところが開閉できる謎仕様であるという点でしょうか…。

また、シーハルクとソーの濡れ場が結構良かったです。

シーハルクの女性がごりごりに身体を緑色の塗料で塗っている感があり、それが汗で微妙に剥がれていっているところに謎のエロさがあるんですよ!!

ちなみにラストシーンで、キャプテンアメリカが北極圏で発見される描写があり、ここから『ハメンジャーズ エーチチモムウルトロン』へと物語が繋がるのはお見事でした。

 

第16位:『ワンダーヤリマン』:40点

得点
  • パロディとしての完成度:10点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:15点
  • ユーモア:10点
ナガ
基本的にBvSを踏襲した作品だね!

『ワンダーウーマン』のパロディビデオではあるのですが、その内容は、『バットマンVSスーパーマン』とほとんど同じです。

ですので、ストーリー性としてはかなりまとまっていて、ワンダーヤリマンがバットマンとスーパーマンの戦いを止めるべく奮闘するというものです。

ナガ
面白かったのは、スーパーマンの唯一の弱点である鉱石「クリプトナイト」が明らかに〇ん〇んの形をしていたことでしょうか(笑)

(『ワンダーヤリマン』より引用)

真剣な顔で、それを見つめるバットマンがまた良いですよね…。

 

第15位:『HナMEN』:42点

得点
  • パロディとしての完成度:12点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:10点
  • ユーモア:15点
ナガ
ウルヴァリンおじさんがまじでエロくない!!(笑)

盗みを働いて自分の能力をコントロールできていないストームをプロフェッサーがスカウトするところから物語が始まるところは、何だか『X-MEN』シリーズらしくて好きでした。

プロットは、ローグをマングリートー(マグニートー)に奪われたマエヴァリン(ウルヴァリン)がプロフェッサーXらと協力して戦うというものです。

ナガ
風紀が乱れまくった「恵まれし子らの学園」物語って感じだったね!

ストーリーは比較的わかりやすかったですし、きちんと続編が作られた場合の布石も盛り込まれているのが好きでした。

サイクロプスがジーンと行為に及んだ後の時間で、彼女はどこか違う場所を見つめているような様子で、彼は心配しているのですが、これはまさしく『X-MEN ダークフェニックス』的展開への布石ですよね。

また、マエヴァリン(ウルヴァリン)のとある言動が非常にユーモアに富んでいて、大好きでした。

まず、最初に「恵まれし子らの学園」の面々に会った時に、彼はこんな言葉を吐き捨てています。

(『HナMEN』より引用)

ナガ
痛烈なディスだよね…。

確かに初登場時のマエヴァリン(ウルヴァリン)は映画シリーズと同じウルヴァリンの出で立ちですからクールなんですよ。そのため、このセリフにも説得力があります。

しかし、彼が次に登場するシーンでは、こんなコスチュームになっているのです。

(『HナMEN』より引用)

ナガ
「これ似合ってるか?」じゃねぇよ!!(笑)

明らかに1番ださくなってますよね。まあ原作オマージュのコスチュームなので、あまりディスると怒られそうなのですが、流石に服装ディスからのこれは大爆笑でした。

 

第14位:『ハメンジャーズ エーチチモムウルトロン』:44点

得点
  • パロディとしての完成度:5点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:17点
  • ユーモア:17点
ナガ
ウルトロン登場しませんけど…?

「エーチチ」と「モム」は登場するのに、肝心の「ウルトロン」は一切登場しないという圧倒的なタイトル詐欺です(笑)

登場人物が結構シリアスな会話を繰り広げていくんですが、登場する事物の名前が大体狂ってるので、まともに頭に入ってこないという現象が起きます。

(『ハメンジャーズ エーチチモムウルトロン』より引用)

ナガ
ちなみに「ヒワイダ=ハイドラ」です…。

キャップの表情は、MCUと同じトーンだと言っても過言ではないのですが、字幕でこうも落差が生じるかという典型的な例でしょう。

今作は、結構面白いシーンがたくさんありましたよ。

まず、ワスプがアントマンよりも先にハメンジャーズに加入という展開になるのですが、ワスプはゴリゴリにフューリーと愛人関係っぽくて、圧倒的枕営業感がありました。

ナガ
アベンジャーズに枕営業はダメですよ…。

また、今作の後半では、オッパイダーマン(スパイダーマン)がヴェノムに憑りつかれて、ヒワイダ(ハイドラ)に寝返り、ヒーローたちと戦う展開になります。

前作(『ハメンジャーズ』)でオッパイダーマンと恋人関係になったミスマーベル。

しかし、今作ではあっさりとホークアイに乗り換えてしまいます。

2人の様子を見て「おまえら一発やったな!」と気がついたオッパイダーマン×ヴェノムが彼を攻撃し、ホークアイは速攻で病院送りにされるという何とも情けない展開に…。

ホークアイが病院送りにされて、ハメンジャーズのメンバーがお見舞いに行くシーンは不覚にも笑ってしまいました。

 

第13位:『床ジョーズ』:45点

得点
  • パロディとしての完成度:15点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:15点
  • ユーモア:10点
ナガ
ま~~~じでサメが出てこねえ!!

この作品、1時間41分も尺があるのに、サメの合計登場時間がおそらく1分に満たないという、とんでもパロディです。

おそらく予算の都合でサメを登場させまくるのは厳しかったのだと思いますが、それにしても少なすぎました…。

ストーリーはオリジナル版のジョーズに驚くほどに忠実で、細かい会話のやり取りまで徹底的に再現されています。

個人的に面白かったのが、ジョーズとの最終決戦に際して、市長の女性が全裸ボンベ&ゴーグルで、海には入りジョーズをおびき寄せるシーンです。

ナガ
全裸ボンベ&ゴーグルの絵面が強すぎたね(笑)

忠実なので、サプライズ的要素はありませんが、安定して見られる1本でしょう。

 

第12位:『カタークナイトライジング』:48点

得点
  • パロディとしての完成度:15点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:18点
  • ユーモア:10点
ナガ
全くヌけないけど、『ダークナイト』のパロディとしては優秀では?

『ダークナイト』『ダークナイトライジング』の展開を見事に反映させた内容となっています。

まず、冒頭にゴードン刑事がシヨーカー(ジョーカー)に捕らえられていて、彼の娘であるバットガール(バーバラゴードン)も捕まっている描写があります。

ここで、ゴードン刑事は自分の命か、娘を犯されるかという選択を迫られるのですが、バットガールは父の命を救う決断をしました。

この選択がどこか『ダークナイト』でハービーやゴードンらがジョーカーから迫られたものに似ており、オリジナル版へのリスペクトを感じました。

一方で、今作のメインヴィランはべインであり、ドバットマン(バットマン)はミランダテイトの救出に向かいますが、彼女に裏切られ、わき腹を刺されます。

ナガ
うわっ、全く同じ展開じゃん!!

そうして、ベインはキャットウーマンとミランダテイトの「両手に華」状態で楽しむわけですが、本編終了までラスト1秒のところでわずかにドバットマン(バットマン)腕が動き、反撃の予感を漂わせます。

ヴィランを倒すところまでは描きませんでしたが、ここから反撃が始まるという予感をきちんと感じさせて、もうちょっと見たいと思うところで終わらせてくれた点は評価したいですね。

 

第11位:『シタイ―ウォーズ』:52点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:10点
  • ストーリー性:20点
  • ユーモア:2点
ナガ
まず、オープニングロールの出オチがずる過ぎるでしょ(笑)

『スターウォーズ』風の音楽と共に、いきなりこんなもの出てきたら流石に笑いますよwww

(『シタイ―ウォーズ』より引用)

これは皆まで言う必要もないとは思いますが、ズルい!!

ただ、この出オチでユーモアセンスをすべて使いきってしまったのか、その後は『新たなる希望』のプロットをなぞるだけの単調な展開になってしまいます。

個人的に面白かったのは、ライトセーバーよりも先に〇ん〇んを握って登場するベン=ケノービ―やクローンウォーズのアニメーションを100倍劣化させたような、もはや初代プレイステーションの頃のクオリティのCG映像です。

特にC3POはひどすぎました…。

(『シタイ―ウォーズ』より引用)

また、2時間尺に対してモス・アイズリーの描写があまりにも長すぎるのが、本当に無茶苦茶でおそらく40分くらいそこにいましたね(笑)

パロディとしてはディテールにまでこだわっていて、オリジナル版へのリスペクトは強く感じられるのですが、「バイブレーション機能付きライトセーバー」が登場するなど「ジェダイをなんだと思ってんだ!」な要素も見受けられました。

個人的にこの作品で一番良かったのは、ラストのセレブレーションのシーンですね。

ナガ
これは本当に細かい演出ですよね!

こういうのがあるからこそパロディ鑑賞はやめられません!!

 

第10位:『アーンイヤーンマン2』:55点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:15点
  • ユーモア:15点
ナガ
これについては一応単独でレビュー書いてます!

今作は、やはりAVに「ポストクレジット映像」という概念を持ち込んだ点で、評価されるべき作品ではないかと思います。

MCUでは、ポストクレジットに今後の作品に繋がる重要な情報が提示されるのが、1つの定番となっております。

それを今作『アーンイヤーンマン2』は見事に継承していました。

具体的には、ここでニック・フュ―リーが「ハメンジャーズ」を結成することを公表します。

つまり、『アーンイヤーンマン2』が『ハメンジャーズ』へと繋がっていくのだという、「アメコミパロディビデオユニバース」の可能性を鮮やかに提示して見せたのです。

これは、アクセルブラウン監督がもたらした1つの革命だと思いますよ!

 

第9位:『HナMEN VS ハメンジャーズ』:57点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:20点
  • ユーモア:12点
ナガ
ポストサノスの世界にも通じるのヒーローたちの悲しみに迫った意欲作!

本作は、冒頭にオンスロート事件により、ヒーローやミュータントたちのおよそ半数が死んでしまったことが判明します。

これは『アベンジャーズ インフィニティウォー』にてサノスによって世界の半数の生命体が消滅したことにも通じる設定です。

たくさんの仲間たちの「死」に現前して残されたアベンジャーズたちは、『アベンジャーズ エンドゲーム』において、リベンジマッチを挑みました。

ただアクセルブラウン監督の予見では、こういう状況に至ったら、ヒーローたちは喪失感を紛らわせるために〇ックスに溺れるだろうということなのです(笑)

ヒーローと喪失感というテーマを見事に掘り下げ、そこにAVとしての身体的繋がりを絡めてきたという点で、非常に優れた作品になっていたのではないでしょうか。

 

第8位:『ハーミデーター』:60点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:20点
  • ユーモア:15点
ナガ
画像が画像なので掲載できませんが、めちゃくちゃ面白いです!!(笑)

物語が始まるといきなりターミネーター(T-800)が現世に現れるのですが、彼が現れた路地裏では男女が3Pをしていました。

ただ、彼は、それに何か干渉するでもなく、チンピラ2人と女性が行為をしているのを眺めながら、1人でマスを掻いているのです(笑)

汁男優ターミネーターは悲しい…。

これでは、アーノルド・シルダシネッガーである…。

そんなツッコミも入れつつ、ストーリーは基本的にシリーズ第1作の『ターミネーター』と同じなので、ターミネーター(T-800)による「サラ・コナー」探しに発展します。

オリジナル版では、彼が電話帳を見ながら片っ端から「サラ・コナー」という名前の人に電話して、殺害しに行くという恐ろしい展開が描かれました。

今作『ハーミデーター』では、電話した「サラ・コナー」がもれなく淫乱というとんでもない展開になっています(笑)

「サラ・コナー」が〇リヘル嬢やストリッパーばかりなのです…。

ナガ
そんなのオリジナル版知ってる人は絶対笑うじゃんwww

その後、映画の方でもあったカイルとサラ・コナーの情事が描かれるわけですが、ここでも1ネタ。

まず、カイルとサラ・コナーの子どもが未来の世界でターミネーターと戦う人たちの旗手になるというのが元々のプロットです。

ですから2人には、子どもができないといけないんですね。

ただ、『ハーミデーター』では、サラとの子どもが必要なのに、AVの「大人の事情?」でカイルがうっかり中に出さないというオチがつきます(笑)

ラストのプレス機でターミネーター(T-800)がつぶれるシーンでも、オリジナル版知ってる人なら大爆笑してしまう小ネタがあるのですが、これはぜひ皆様自身の目で確かめてみてくださいませ。

 

第7位:『マエヴァリン』:61点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:2点
  • ストーリー性:20点
  • ユーモア:19点
ナガ
まじでマエヴァリン関係は全くヌけねえ!!

まず、教えて欲しいのですが、これだけ布面積多い状態の行為映像でヌける人はいるのですか?

(『マエヴァリン』より引用)

ナガ
これ戦闘シーンですよ!といわれてもさほど違和感ないですよね(笑)

プロットについては、ケイラという女性がが殺されるのが『X-MEN ZERO』の物語ですが、そこをマリコの死に改変して、『X-MEN SAMURAI』との折衷案のようなものになっています。

ただ、『X-MEN SAMURAI』本編では詳細な描写がなくいわゆる「朝チュン」描写だけがあったウルヴァリンとマリコの情事は今作『マエヴァリン』でも登場せず…。

ラストシーンでX23が誕生し、これがおそらく『ローガン』への布石として機能していましたね。

基本的にオリジナル版に忠実ですし、布面積もかなり多いので、お茶の間に流しても大丈夫なやつだと思います。

 

第6位:『オッパイダーマン モンデカミング』:63点

得点
  • パロディとしての完成度:20点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:15点
  • ユーモア:23点
ナガ
ミステリオのビジュアルが強烈すぎるわ!!

プロットとしては、オッパイダーマン(スパイダーマン)が、コスッテリオ(ミステリオ)を追っていて、彼とコンタクトを取り、その裏にいるキングピンを倒そうとしているというものでした。

今作は、人の「死」が描かれるAVとなっており、ラストでマダムウェブが敵の計画を止めるべく、命を落とします。

ナガ
AV見ながら、人が死ぬって斬新だな…。

そして今作最大の見どころはミステリオの濡れ場です。

(『オッパイダーマン モンデカミング』より引用)

ナガ
えっ!球体そのままでキスするの!!!

もうこのシーンを見た時は、笑いすぎて腹筋がぶっ壊れました。

絵面があまりにもインパクト強すぎませんか?

このワンカットを見て、気になった方はぜひ本編をご覧になってみてください。

 

第5位:『スルノサイコースグモット』:70点

得点
  • パロディとしての完成度:25点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:20点
  • ユーモア:20点
ナガ
おそらくアメコミのパロディビデオの最初の1本としてはこれが最適です!

適度にオリジナル版のプロットをなぞりつつ、適度にパロディビデオならではのカップリングの行為シーンをインサートするという基本に忠実でかつ高品質な作品です。

まず出オチの笑いとして、ハーレムクイン(ハーレイクイン)の白塗りが明らかに甘すぎたことでしょうか。

(『スルノサイコースグモット』より引用)

ナガ
いや首のところ全然白くないじゃん!!

これがパロディビデオクオリティだ!!と高らかに宣言するかのようなコスチュームの粗さにいきなり笑わせてもらいました。しかも汗で剥がれていくので、結構不気味な感じです(笑)

また、本編を見ていると面白いネタとしては、スリップノットがチーム参加から降りるといって部屋の外に出て、指揮官にスイッチを押されて爆殺する描写ですね。

こういうオリジナル版のネタをしっかりと盛り込んでくれる辺りは好感が持てます。

加えて、今作は演出も優れていて、チームが結成され、メンバーがアッセンブルしていくシーンで『地獄の黙示録』でもお馴染みの『ワルキューレの騎行』が流れます。

ナガ
こんなにかっけえAVが過去にあっただろうか…。

あとは、今作のシヨーカー(ジョーカー)はなかなかに狂ってましたね。

映画のジョーカーはたびたび誰が演じたジョーカーが一番狂っているか、優れているかという論争になりますが、個人的には今作のやつはかなり良い勝負をしていると思います。

(『スルノサイコースグモット』より引用)

ナガ
だって、初登場シーンでいきなり口から白濁液垂れてるんですよ…。

終盤には、バットマン×ジョーカー×ハーレムクインの絡みという、本編ではありえないシチュエーションも登場しましたが、こういうのもパロディの醍醐味です。

パロディビデオのオーソドックスな面白さが凝縮された見事な1本と言えるでしょう!

 

第4位:『ハリーホッターとスケベな椅子』:73点

得点
  • パロディとしての完成度:10点
  • ヌける度:18点
  • ストーリー性:25点
  • ユーモア:20点
ナガ
これはパロディものとしては斬新すぎるね!

基本的に、パロディビデオってオリジナルの映画のプロットや設定をほとんど踏襲して作られます。

しかし、今作『ハリーホッターとスケベな椅子』はまさかのオリジナルプロットなんですよ(笑)

ナガ
こういうチャレンジングな姿勢は嫌いじゃないです!

基本的には、わりとしっかりとAVなので、その点でもしっかりとしてますね。

 

【お詫び】

上記のツイートで作品のタイトルを誤っておりましたのでお詫び申し上げます。

誤:『ハリーポッターとスケベな椅子』

正:『ハリーホッターとスケベな椅子』

大変失礼いたしました。

 

 

第3位:『NU E.T.』:75点

得点
  • パロディとしての完成度:25点
  • ヌける度:5点
  • ストーリー性:20点
  • ユーモア:25点
ナガ
これは洋画パロディの中でも特に優れた1本ではないでしょうか!

NU E.T.という名称が「NU茶屋町」感があると感じたのは私だけでしょうか?(ローカルネタ)

まずNU E.T.は結構可愛くて、こんなセリフを言ったりします。

(『NU E.T.』より引用)

ナガ
いや、全然かわいくないじゃん…。

というより、まず本作の最大のツッコミどころは、主人公のエリオットが少年から少女に性転換している点だと思います。

ただ、プロットは基本的に踏襲していて、あの有名なホルマリン漬けのカエル飛び出しパニックの教室でのキスシーンも再現されています。

オリジナルではE.T.が部屋で『静かなる男』を見ていて、その映画のシーンを再現をするかのようにエリオットが好きな女のことキスをしますよね。

ただ、今作『NU E.T.』では、NU E.T.が部屋でAVを見ていて、それを再現するかのようにエリオット(女性)が教室で意中の男性と行為に及びます。

そして本作最大の謎セリフは、終盤のエリオットたちとNU E.T.の別れのシーンで登場します。

エリオットと性的に繋がったNU E.T.に対して、彼女の兄がこんなセリフを述べるのです…。

(『NU E.T.』より引用)

ナガ
真の穴兄弟ってなんだよ!!!!(笑)

最後までしっかりと笑わせてくれました。

 

第2位:『パイ・オツ・スティール』:76点

得点
  • パロディとしての完成度:25点
  • ヌける度:1点
  • ストーリー性:25点
  • ユーモア:25点
ナガ
これ、ガチで「泣けるAV」では?

ストーリー性という観点で見た時に、この『パイ・オツ・スティール』より優れたパロディ作品はないと思っています。

プロットは、ヒーローとしての自分と1人の男性としての自分の存在に苦しみ、葛藤するクラークが、ヒーローの能力を奪ってもらい、1人の男として生きようとするというものです。

しかし、アメリカの大統領になっていたレックスルーサーによって国家的な指名手配をかけられ、追われる身となってしまうのです。

その最中で、彼は大切な人を守るために、世界を守るためにスーパーマンとしての力を取り戻し、戦いの場へと舞い戻ることを決意するのです。

次のセリフにも代表されるのですが、内容がすごくヒューマンドラマとして重厚で、セリフにも哲学的な側面があります。

(『パイ・オツ・スティール』より引用)

また、個人的にはラストシーンが『キャプテンアメリカ シビルウォー』のオマージュになっている点にすごく感動しました。

ナガ
ここで、思わず涙が出ちゃいました…。

(『パイ・オツ・スティール』より引用)

このセリフ、MCUを見てきた人であれば、ピンとくるでしょうか。

『キャプテンアメリカ シビルウォー』でキャップがトニーに伝えた言葉ですよね。

ヒーローとしての自分を選び、そして恋人の元から去ることを決めた彼が、彼女に残した言葉として引用されました。

この字幕をつけた人も相当センスがあると思いますね。

人類が今だ辿り着いたことのない「泣けるAV]というジャンルを開拓したアクセルブラウン監督恐るべしです…。

 

第1位:『デッドピュール』:85点

得点
  • パロディとしての完成度:25点
  • ヌける度:10点
  • ストーリー性:25点
  • ユーモア:25点
ナガ
1位はもう断トツですね…。

『デッドピュール』はスーツのクオリティも高く、元々オリジナル版が低予算な作りということもあり、正直公式スピンオフですと言われても納得してしまうような内容です。

(『デッドピュール』より引用)

ナガ
確かにこれはクオリティ高いね…。

おそらくこの画像と実際のオリジナル版の本編の切り抜きを見せてどちらがパロディでしょうか?とアメコミに詳しくない人に聞いたら区別がつかないと思いますよ。

そして、今作が素晴らしいのは、オリジナル版の「第4の壁」演出を見事に取り込んでいる点です。

というのも、本作は劇中でデッドピュールが自分が出演するAVを撮影しているというメタ的な構図になっています。

それに伴い、彼が自嘲的に視聴者に語りかける場面も多く、この演出にはオリジナル版への敬意が感じられます。

また、ユーモアも炸裂していて、『デッドピュール』というタイトルの作品なのに、デッドピュール自身の行為のシーンはほとんどなかったり、あっても彼が早漏であるが故に10秒くらいで終わったり、「これはパロディビデオだから、射精はあっても発射はないんだよ。」といった名言も飛び出したりします。

また、オリジナル版でも様々な映画のパロディをやっていましたが、今作でも『007』のオマージュがいきなりオープニングにインサートされていました。

(『デッドピュール』より引用)

そして最大の見どころは何と言っても終盤の「サノス」の演出です。

ナガ
これが本当に大爆笑でした!!

ただ、全てここで語ってしまうのは勿体ないので、気になる方は作品をチェックしてみてください。

 

おわりに

長くなりましたが、ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

最後に別にお金をもらっているというわけでもなく、単純に皆さんに見て欲しいからということで宣伝をさせていただきます。

XCREAMというサイトの「エロパロチャンネル」でコンマビジョンさんが配信をしているパロディ作品が多数レンタル・購入できます。

今回、私もここで約6000円分の作品をレンタルして、鑑賞させていただいた次第です。

もちろん18歳以上の方に限るのですが、気になった方は1作品「100円~」レンタルできるので、ご覧になってみてください。

当ブログ管理人は、あくまでも映画ブロガーですが、今後も不定期的にこういったパロディ作品のレビューも書いていこうと思います。

今回も読んでくださった方、ありがとうございました。

 

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