【解説】CROWN 1/ Lesson 2:Going to Spaceをもっと楽しく読める映画と本!

はじめに

みなさんこんにちは。ナガと申します。

いやはやこの企画もう少し更新頻度を上げていきたいのですが、映画の記事の方にかかりっきりになってしまい、どうしても更新頻度が上がらず申し訳ありません。

前回の記事でも書かせていただきましたこのシリーズの趣旨をご紹介させてください。

企画の内容というのが、高校コミュニケーション英語の教科書をより深く楽しむための映画と本、ニュース記事なんかを紹介していくというものです。

高校の英語の教科書の文章って実はすごく面白くて、それを読むことで少しづつ教養が増えていくんですよね。それでいて入試に出やすいトピックを扱っていますから、似たようなトピックが大学入試で出題されることもしばしばです。

ただ、英語の教科書で得られる教養の芽をそこで終わらせてしまうのはすごく勿体ないと思うんです。確かに教養は大学入試には直結しないかも知れません。それでも社会に出た時に、本当に自分の価値を高めてくれるのは教養です。

そのため当ブログでは、高校の英語の教科書で面白いトピックに触れた皆さんに、よりその内容が深まるような映画や本、ニュースなんかをご紹介していけたらと思っています。

【解説】CROWN1/ Lesson 1:When Words Won’t Workをもっと楽しく読める映画と本!より引用

今回も良かったら最後までお付き合いください。

今回扱う教科書と単元

教科書:CROWN/クラウン English Communication 1

単元:Lesson 2:Going to Space

単元の英文の要約

宇宙飛行士[astronaut]の若田光一さんは、宇宙に行くたびに自分の地球[the earth]への愛に気づきます。その美しさはテレビやコンピューターのモニターで見るのとは全くの別物です。

宇宙には様々な国から宇宙飛行士がやって来て、寝食を共にします。また、彼らは日々様々な科学的実験[scientific experiments]に取り組んでいます。

2013年に若田さんは三度目のISS[International Space Station]を経験します。その際に彼はリーダー[the commander]にならないかと打診され、それを引き受けました。

宇宙ステーションで暮らす中で彼は様々な国からやって来た宇宙飛行士が協力し合うように、同じ人類として、「宇宙船 地球号」の乗組員[a crew member of Spaceship Earth]として、手を取り合って生きていける日を夢見ています。

面白トピック1:宇宙飛行士になるために大切な「教科」は?

宇宙飛行士になりたい!!と将来を夢見る人ももちろんいらっしゃると思いますが、全員が全員そうではありません。しかし、このGoing into Spaceでも若田光一さんがお話されていたように、我々は宇宙船「地球号」の乗組員なんですよ。

それはつまり我々がこの地球で生きていくために必要なスキルと宇宙飛行士になるために必要なスキルには一定の共通解があるはずだということです。 Louie Stowellが著した『The Astronaut’s Handbook』の中で学生のうちに身につける必要がある技能についての言及があります。

Louie Stowellは以下の5つの技能が肝要であると語っています。

  1. 数学(Math)
  2. 理科(Science)
  3. 言語(Languages)
  4. 体育(P.E.)
  5. 道徳(PSHE

*5つ目のPSHEはイギリスにおける道徳や保健に当たる授業で、著者がイギリス出身ということでこの名称で書かれています。

宇宙船の中でロボット工学[robotics]が必要になったり、先ほど若田さんが船内で科学的な実験を行っているとも書きました。また宇宙船のメンテナンスや修理などを務めることがあると考えると理科や数学は当然必要になってきますよね。

そして言語ですね。これは宇宙飛行士には当然必要ですが、これからの地球を生きていく上で大切な技能と言えるでしょう。グローバル化[globalization]がどんどんと進行していく世界の中で、自分の国の語だけ話せたら良いという時代は終わりつつあるのかもしれません。

もちろん宇宙での生活はタフなものですから、運動神経は必要になるでしょう。

最後の道徳ですが、これはもう宇宙飛行士になるならないの問題ではありませんよね。人として最低限の倫理やモラルを身につけておくことは、どんなに勉強ができることよりも実は大切なことなのもかも知れません。

ぜひぜひ、学生のうちにたくさん失敗をして、自分なりの人との付き合い方や社会内存在としての自己について考えてみて欲しいと思います。

個人的に面白かったのが『宇宙兄弟』という有名なマンガの宇宙飛行士選抜試験の2週間閉鎖ボックスのお話です。読んだことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ読んでみて欲しいです。

面白トピック2:宇宙では筋肉量が大幅に減少する?

皆さん一度は聞いたことがあるかもしれません。宇宙で長期間滞在していると、筋力[muscle strength]が著しく低下するというお話です。

これがなぜ我々の身体に起こるのかを分かりやすく描いた動画があるのでご紹介させていただきます。英語のリスニングの勉強としてぜひぜひ聞いてみてください。

基本的に我々の身体ないし筋肉には、地球の重力[gravity]がかかっているんですね。そして宇宙に行くと、その重力から解き放たれてしまうので、筋肉に負荷がかからなくなりだんだんと筋肉量が減少していくわけです。

この動画の中で面白いのが「視力の低下」ですよね。これが意外と知らないところでして、人間の眼球って地球の重力に適応して作られているようなんですね。そのため宇宙空間で重力から解放されると、その絶妙なバランスが崩れてしまい、視力が低下するというメカニズムです。

宇宙空間は無重力[zero gravity]だということは皆さんご存じだとは思うんですが、宇宙では人体にこんな異変が起こるんだということも併せて知っておくと話のネタになるかもしれませんね。

映画トピック1:『ゼログラビティ』

この映画はおそらくあらゆる映画の中で最も自分が宇宙にいるような感覚を味わせてくれる作品だと思います。

宇宙ステーションで船外活動事故が発生し宇宙空間に投げ出されてしまったライアンとマット。それでも何とか彼らは地球に帰りたいという思い(=重力)に引かれるように、必死に生き延びる術を模索します。

宇宙空間を切り取ったとんでもない映像美が素晴らしいのはさながら、地球に帰りたいという思いを「重力」に準えた作品性も見事です。

この映画に関してアポロ11号の乗組員だったバズ・オルドリンは、本作の宇宙空間の描写のリアリティの高さに感動したとコメントしました。

ちなみにですが、2019年に2月に映画『ララランド』[La La Land]のディミアンチャゼル監督によるニール・アームストロング(アポロ11号により人類で初めて月の地を踏んだ男)の映画『ファーストマン』[First man]の日本公開が決定しています。こちらも併せてチェックして見ると良いでしょう。

参考:映画『ファーストマン』に対してアメリカで「ボイコット」運動が起こっていることについて

映画トピック2:『オデッセイ』&『火星の人』

『エイリアン』や『ブレードランナー』といった名作で知られるリドリースコット監督の映画『オデッセイ』[The Martian]は宇宙を題材に扱ったSF映画[science fiction]の中でも珠玉の出来と言えるでしょう。

主人公は火星[Mars]探査に訪れていた際に、トラブルのために1人、取り残されてしまいます。そんな状況に追い込まれながら助けを信じて火星での暮らしを始めます。火星でのじゃがいも作り、水や空気、電気の確保などアイデアを膨らませて絶望的な状況の中で笑顔で生活するワトニーの姿にすごく勇気づけられる映画でもあります。

またワトニーが愛する家族のためであったり、地球で待つ恋人のために帰ろうと奮起するのではなく、ただ純粋に自分が生きるために生きようとする姿に感動します。

映画版はかなり誰にでも見やすい形で科学的な話は排除されているんですが、原作の『火星の人』[The Martian]は非常に理系向けな内容になっています。興味のある方は原作小説の方も読んでみてくださいね。

英語で挑戦してみようという方は原文で読むのも良いと思います。

本のトピック1:「いとかわ」の秘話

みなさんは「はやぶさ」や「イトカワ」という単語を聞いたことがありますでしょうか?おそらく聞いたことがある方は多いと思うんです。

2003年に地球を出発した「はやぶさ」は2005年に小惑星「イトカワ」に到達し、惑星を探査した後に、そのサンプルを回収し、2010年に地球へと戻って来ました。そのたびの行程は60億キロメートル[6 billion kilometer]を超えていたと言われています。

そんな「はやぶさ」や広義の宇宙研究の背景についてこの新書では分かりやすく書かれていました。知っておいて損はないトピックだと思いますので、ぜひぜひ本を読んだり、インターネットで調べるなどしてみてください。

ちなみに堤監督がこの「はやぶさ」に携わった人を題材にして映画を撮っています。こちらを鑑賞して見るのもアリかもしれませんね。

おわりに

いかがだったでしょうか。

英語の教科書に掲載されている文章はどれも良文ばかりです。だからこそ英語の教科書はそこで学んだことを自分で深めていくことで自分自身の知識の財産をどんどんと蓄えていけることができるという点で「教養の入り口」の1つになれるものだと思っています。

皆さんが教科書をきっかけにしてより深い、生きた教養を身につけていくお力添えを出来たらうれしいと考えております。今回紹介したトピックや映画、書籍に興味がありましたら、ぜひぜひチェックしてみてください。

今回も読んでくださった方ありがとうございました。

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参考:【解説】CROWN1/ Lesson 1:When Words Won’t Workをもっと楽しく読める映画と本!

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